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2010年 12月 18日
すまいの原風景
日本民芸館の招待券を貰ったので、久しぶりに訪れました。
反対側の長屋門と柳宗悦(むねよし)邸も開館していたので、合わせて拝観できました。
シンメトリーの堂々とした感じの外観、民家と洋風建築が合わさったようなデザインなどを見ながら、時々展示物にも目をやると、棕櫚の小箒が目に入りました。「そういえば、友人(奥さんが箒職人に弟子入りしている)から貰った棕櫚箒があったなと思い出し、うちのマンションには合わなくて使えないけど、いつかあの箒が使えるような家に住んでみたいなあと」と思いながら、さらに子供の頃住んでいた家のことを思い出しました。

その家は、小学1年から中学3年まで過ごした家で、滋賀の長浜市でも市街地から少し離れた集落的な所にありました。明治時代に造られた民家で当時で既に築70年以上だったと思います。茶の間があって座敷がある田の字型のプラン、縁側から続く離れの間が増築されていた。
縁側の建具は当然木製。薄いガラスが嵌っていて風が吹くとガタガタいう。台風が来れば、雨戸を閉めてガラスが割れるのを防ぐ。網戸はないので、夏は蚊帳を吊って寝る。冬は内側の障子を閉めてなんとかやり過ごす。庭に面した縁側が一番のお気に入りの場所。木を削ったり、工作したりして過ごした。
マンション暮らしの今から思うとよくあんな家で生活できたなと思うけど、子供だった僕にとっては、季節の変化を最大限満喫できたし、ワクワクドキドキすることのできる家でした。僕のすまいの原風景はたぶんこの家にあるでしょう。

便利さや快適さのために鈍くなっていく感覚に自覚的でありたいと改めて思ったのでした。

5歳の娘が始めての陶芸作品を手にしました。10月末の陶芸体験遠足で制作したものができあがったのです。おやつ用に使っているようです。自分が使うものを自分で作る。これも忘れかけている感覚の一つです。

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by hiroshiyamasaki | 2010-12-18 19:52
2010年 12月 13日
山本一弥展@ APS
先週、友人が運営している銀座奥野ビルの本当に小さなギャラリー、 APS(a piece of space)に打ち合わせがてら行ってきました。山本一弥展(12月18日)というのをやっていたのですが、きれいとも、あるいはグロテスクとも言えるオブジェは何とも不思議な質感を持っていました。いつも印象的な企画展をやっているギャラリーです。一度足を運んでみてください。
ちらっとだけ写真で紹介します。
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by hiroshiyamasaki | 2010-12-13 00:41 | アート