2010年 10月 27日
セルフビルドでオフィス作り その3
いよいよ最終章です。今日はサインのカティングシート貼り+引越後の様子を撮影してきました。
まずはサインを付けたエントランス部分の様子です。新たに塗っておいてもらったグレーの壁面によってオフィスらしい引き締まった印象を与えるようになりました。そこにあえて目立たない白の文字。ミニマリストです。
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続いて内部の様子。当初はブルーのロールスクリーンが掛かっていましたが、白いものに交換してもらいました。実はこれが一番高くついたかもしれません。
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本棚は以前のオフィスでお使いだったものにもう1台買い足して締結金物で相互に固定しました。このオフィスでは、手持ちの家具を最大限使う方向で全体をコーディネートしています。だから新規分のデスクもIKEAのテーブルトップをアレンジ。施工はセルフビルドだからローコスト。
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時々このようなセルフビルドの仕事をするのは本当に楽しいものです。体を使うとまた新たな発想が湧いてきますし、何と言っても作業の後のみんなで飲むビールがうまい。こういう機会を与えてくれた武設計さんに感謝です。
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# by hiroshiyamasaki | 2010-10-27 19:22 | プロジェクト
2010年 10月 21日
東京復興小学校からみえてくるもの
僕の事務所が入っている FLAT4(シェア事務所)では、不定期ですがゲストの講師役を呼んで勉強会を開催しています。
先日10月16日(土)には、友人の建築史家川島智生氏(神戸女学院大学講師)に「復興小学校」について講演会を企画しました。川島さんは近代建築史とりわけ戦前の小学校、中学校などの文教施設研究の第一人者です。神戸在住の彼の話が聞けるとあって、急な企画にも関わらず、明石小学校保存関係者含む、設計者、研究者など20名以上の人が集まりました。

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復興小学校とは関東大震災後に各地にできた鉄筋コンクリート造による小学校のことです。戦前にできているわけですから築80年程になります。それが現役で活躍している。特に中央区は多く残っていることで有名です。

川島さんの話は、現存する復興小学校について、関西の同時代の小学校と比較しながら進められました。印象に残るのは小公園と隣接して建てられていることです。つまり災害時の避難場所にもなるようにつくられているわけです。だから当然、建物の耐震性も高い。それは現在の耐震基準と照らし合わせても何ら遜色がない。次にデザイン的には当時流行の表現主義的傾向が強く見られ、大阪よりも造形的なバリエーションに富んでいるそうです。確かにアーチ窓やカーブを描く壁面などたいへん印象的でなじみやすい感じがします。
とにかく、東京、大阪、京都、神戸の戦前につくられた小学校を大量に見せていただき、小学校の建築は地域にとってたいへん大事なものであったこと、今もそうであることを再認識しましたが、このような復興小学校は、わずかに現役で使われたり、別の用途として利用されている他は、ほとんどが解体されてしまいました。

そしてまた、解体が開始された小学校が1つ。それが中央区立明石小学校です。

この日は続いて、特別ゲストのタラオ・ヒイロ・アーキテクツの日色さんに明石小学校の保存活動について語っていただきました。新聞各紙、ニュースなどでも報道されていますが、結果としては多くの人の努力と熱意にも関わらず、中央区の計画通り解体という残念なものとなりましたが、彼らが発したメッセージは決して無駄になるわけではなく、今後の建築保存活動にも大きな影響を与えるだろうと思います。
(詳しくは、www.justmystage.com/home/akashihozon を参照下さい)

ここで建築保存という言葉を使いましたが、現役の建築を文化財だと言って博物館化したいわけではありません。耐震的にも問題のない使える建物をうまくリノベーションしながら長く使い続けましょうよというのはごく自然な発想だと思います。そしてこれはとてもクリエイティブな進み方なのです。しかし残念ながら日本では行政レベルでも市民レベルでもそのような考え方にコンセンサスがないのが現実です。ただ、建築の価値を見直す萌芽は至るところで見えてきている。僕の活動もそのような芽の1つになればいいと考えています。

ちょっと堅い話になりました。

最後に、お忙しい中、お集りになっていただきました皆様、ありがとうございました。
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# by hiroshiyamasaki | 2010-10-21 11:46 | リノベーション
2010年 10月 13日
セルフビルドでオフィス作り その2
友人事務所のオフィス作り2日目の様子。
この日は壁塗装の2回目と棚付きデスクの制作。
新木場の「もくもく」さんに頼んでカットしてもらった、シナランバーコア合板を組み立てます。

まずは、完成形のイメージを伝えて、組み立て開始。(右私)
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施主さんのご主人。真剣です。
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施主さんのご友人夫妻。ムラだらけだった壁もきれいに仕上げていきます。
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安いIKEAのテーブルトップと組み合わせて、
なんということでしょう。パーティション付きの長い机となりました。
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# by hiroshiyamasaki | 2010-10-13 17:43 | プロジェクト
2010年 10月 09日
外環自動車道 その2
外環自動車道の建設が、遅れている市川区間でもどんどん進められています。
僕はこの道路の建設にいまさら反対しようとは思わない。社会にとって有益だから巨額を投じて造られるのであろうと思うからです。ただ成熟した社会にふさわしい21世紀の道路建設をしてほしい。これは、本当に大きなプロジェクトで、付近に住む多くの人々の生活に重大な影響を与えるのだということを知ってほしいとも思うのです。

下の図で言えば、この60mもの幅のある道路を生活者が横断するのは、いかなる方法によるのか気になります。気の遠くなるような陸橋なのか?横断歩道なのか? 整備される順番はどうなのだろうかとか。市川市は本当に歩きにくい街です。新しく作られる道路くらい人にやさしいものであってほしいですね。
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# by hiroshiyamasaki | 2010-10-09 16:50 | 市川市
2010年 10月 08日
蕨の賃貸マンション(シーダーツイン302号室)
賃貸マンションの一室をスケルトンリフォームしました。蕨という場所を考えると大きな冒険はしにくい。ここでは、借手がつきやすく賃料が取りやすい2LDKという当初からの間取りは継続して、扉類をすべて引戸にするというようなコストの大きくかからない提案をしました。住戸の中で開け放しの扉は多いです。55㎡程の広さで2LDKだと通常、扉の数が目立ちますが、引戸であることと開いている時にもきれいに見えるように引戸の寸法を調整したことですっきりとした空間になっています。このように「小さなデザイン」だけでも空間は変わるということをマンションのオーナーさんや管理会社に示せたのではないかと思います。

ちなみにこの部屋のもう1つの特徴が玄関脇に設けた大きめの納戸です。自転車が趣味で置場に困っている人必見! 自転車3台入ります。詳しい物件情報は「ハウスメイト」ウェブサイトで検索下さい。

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洗面

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大きい納戸


現在、1階の部屋もリフォーム中です。
こちらは1LDK、アイランドキッチンです。
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# by hiroshiyamasaki | 2010-10-08 20:20 | リノベーション